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設備管理・運用改善

2025.9.11

ご相談から見えてきた、保全業務を支えるシステムの条件とは

  • ミロクルカルテ
  • 設備保全

設備保全の現場では、突発修理、計画作業、在庫管理といった業務が個別に管理されることが多く、手戻りや不整合が発生しやすい状況があります。
私たちミロクリエは、ユーザー様との打ち合わせやデモを通じて、日々多くのご相談を伺っています。そこから見えてきたのは、現場に共通する悩みと、それを解決するために設備保全システムに求められる仕組みです。
本記事では、よくいただくご相談と、それに応えるために必要な5つの機能をご紹介します。最後に、それらをすべて提供する「ミロクルカルテ」についてお伝えします。

1

作業報告と在庫管理の分断

ユーザー様からのご相談:
「修理の作業報告に“使った部品”はきちんと記録しているのに、在庫表に反映し忘れてしまうことがあって…。翌日になって部品が足りないと気づき、慌てることがあるんです」

設備保全システムに求められること:
このような事態を防ぐには、作業報告と在庫管理が自動でつながっていることが大切です。作業記録を入力するだけで在庫数も同時に更新されれば、二重入力をなくせるだけでなく、「在庫があると思っていたのになかった」というリスクを根本から解消できます。

2

フィルター設定の手間

ユーザー様からのご相談:
「作業一覧を確認しようとすると、その都度“自分が担当している作業だけ”に絞り込み直さないといけなくて…。忙しいときほど、この小さな操作の繰り返しが地味にストレスなんです」

設備保全システムに求められること:
一度設定した条件を記憶してくれる仕組みがあれば、次に画面を開いたときも同じ状態で作業を再開できます。さらに、過去の検索条件を履歴から呼び出せるようになっていれば、「前と同じ条件で確認したい」といったニーズにもすぐ対応可能です。こうした小さな工夫が、現場の日常をぐっと快適にします。

3

計画作業のうっかり忘れ

ユーザー様からのご相談:
「突発対応に追われているうちに、計画していた部品交換の時期を過ぎてしまったことがあります。結局、故障してから対応することになり、余計に時間もコストもかかってしまいました」

設備保全システムに求められること:
計画作業を登録しておけるのはもちろんですが、事前にリマインド通知を受け取れる仕組みがあると安心です。例えば「作業日の1か月前に通知」と設定しておけば、部品の手配や人員調整を余裕を持って行えます。これにより、突発対応の頻度を減らし、予防保全を定着させることができます。

4

項目の使いにくさ

ユーザー様からのご相談:
「システムに用意されている故障内容の分類が、自社で使っている呼び方と違っていて…。そのままでは現場の人が入力しづらく、“その他”ばかり選ばれてしまうんです」

設備保全システムに求められること:
長く使われるためには、項目や分類を現場の言葉に合わせて自由に編集できる柔軟さが必要です。自社独自の呼び方を登録できれば、入力がスムーズになり、データが正しく蓄積されていきます。それがやがて保全ノウハウの共有にもつながります。

5

複数拠点の在庫把握

ユーザー様からのご相談:
「現場では在庫切れで困っていたのに、後から調べたら別の工場に余っていた…。こんなムダを何度も経験しました」

設備保全システムに求められること:
複数拠点に分かれた在庫を一元的に見える化できることです。例えば「A倉庫に32個、B工場に1個、合計33個」と一目で把握できれば、拠点間での融通もスムーズになります。その結果、在庫不足や過剰在庫を防ぎ、全社的な最適化につながります。

6

まとめ

ユーザー様から伺う課題を整理すると、設備保全システムに求められるのは「作業と在庫の自動連動」「フィルター設定の記憶」「事前通知」「項目カスタマイズ」「拠点在庫の見える化」といった仕組みです。

保全管理システム「ミロクルカルテ」では、これらすべてを一つのプラットフォームで提供しています。実際のユーザー様からも「助かる」「業務がスムーズになった」といった声をいただいており、現場に寄り添うシステムとして評価されています。

6-1 サービスの詳細について

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この記事が、サービス選定をご検討中のご担当者様にとって、少しでも良い参考となれば幸いです。
ご興味があれば、ぜひ一度ミロクルカルテをご覧になってみてください。

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