設備保全
2025.6.30
業務のデジタル化が進むなかで、クラウド型の業務支援ツールを導入しようと検討されている方は多いと思います。そしてその際に、多くの方が参考にするのが「機能比較表」ではないでしょうか。
もちろん、比較表は大切です。どの機能があり、どの端末に対応しているのか、価格はどうか。こうした情報は初期検討において欠かせない指標です。
ただ、実際にお客様と商談を重ねていると、「本当に選ぶべきポイントはそこだけだろうか」と考えさせられることが増えてきました。導入後に“続けていく中で”初めて気づくような、でも本当は最初に考慮しておきたい観点があるのです。
この記事の目次
1
多くのサービスが最低契約期間を「1年」としています。この期間設定そのものが悪いわけではありませんが、サブスクリプション型サービスの本来のメリットである
「柔軟な運用」「見直しのしやすさ」を活かしきれないケースがあるのも事実です。
例えば、導入して数ヶ月で「実際の現場運用には合わなかった」と気づいたとき。1年縛りがあることで、途中で方針転換するにも身動きが取りづらくなってしまいます。
一方で、あまりに短期間すぎても“成果が出る前にやめてしまう”というリスクがあります。そのため、まずは半年程度からスタートできる設計が、運用の柔軟性と継続性のバランスを取りやすいと感じています。
2
サブスク型サービスにおいては、「価格が公開されているかどうか」も意外と見落とされがちなポイントです。明示された価格表がなく、商談ごとに価格が変わるようなケースでは、比較検討が難しくなります。
自分たちは適正な価格で契約できているのか?他社ではもっと安く使っているのではないか?こうした疑問が生まれると、本来のサービス内容や価値よりも「価格への不安」が先行してしまいがちです。
誰に対しても明確で、ブレのない価格設定をしていることは、それ自体が企業姿勢の表れであり、長期的な信頼関係の土台にもなります。
3
もうひとつ、機能比較ではなかなか触れられないものの、中長期で考えると非常に重要なのが「データの取り出しやすさ」です。
1年間ツールを使い続けていれば、それだけで相当な量のデータが蓄積されます。さらに、過去の履歴や点検記録などを一元管理することで、ツール上に“資産”としての情報が溜まっていきます。
ところが、「そのデータを簡単に取り出せない」「移行が非常に困難」といった制限があると、将来他のサービスに切り替えようとした際に、大きな障壁になってしまうのです。
ベンダーロックインに近い状況を防ぐためにも、利用者自身がいつでもデータを取得・管理できる仕組みが整っているかどうかは、導入前に確認しておくべき重要な観点です。
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観点 | 確認しておきたいこと |
---|---|
契約期間の柔軟性 | 契約期間はどのくらいから始められるか?計画の見直しに対応できるか? |
価格の明瞭さ | 公開された価格表があるか?公平性があるか? |
データの移行性 | 自社のデータをエクスポートできるか?形式は標準的か? |
5
私たちミロクリエでは、こうした視点を大切にしながら、お客様と一緒により良い選択を考えていくことを重視しています。
提供している「ミロクルカルテ」も、これらの観点にしっかりと対応したサービス設計・価格設計・運用設計を行っており、長く安心してご利用いただけることを前提に開発を続けてまいりました。
サービスの詳細については、以下のページをご覧ください。
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