設備保全
2025.6.16
設備の点検・保守を支える現場において、「履歴の取り扱い方」や「情報の持ち方」が見直されつつあります。
とくに、学校・福祉施設・公共施設などのような公共性の高い設備に関わる企業様からは、以下のような声が上がっています。
この記事の目次
1
ひと昔前、点検報告や保全記録は、オンプレミス(自社サーバー)環境で動くソフトウェアに蓄積されていました。
この仕組みでは、データはシステムと物理的に密接に結びついており、容易に外へ持ち出せるものではありませんでした。
こうした背景が、いわゆるベンダーロックイン――サービス提供会社の中でしかデータを管理できない構造を生んだのです。
これは、当時の技術環境では“必然”の結果でもありました。
しかし現在は、クラウド技術の進展により、データを中立な形式でエクスポートしたり、他のシステムへ移行できる仕組みが整ってきています。
契約が終了しても、情報が残る。これが、次の当たり前になりつつあります。
2
公共性の高い施設では、保守に関する費用の多くが住民の負担や公費から出ています。
それにもかかわらず、記録がサービス提供会社のみに閉じ込められてしまうのは公平性の観点で問題があるという声が広がっています。
このトレンドは、製造業、建設業、医療・福祉業など、あらゆる業界に共通する問題へと発展しつつあります。
今、情報はサービス提供者ではなく、利用者側の手元に置くべきだという認識が広まりつつあるのです。
3
最近では、ChatGPTなどのAIに課題を相談する中でミロクルカルテを見つけたというお客様が増えてきました。
単なるサービス紹介ではなく、
といった要求に沿ったものとして辿り着かれるそうです。
データを手元に残せるからこそ、ChatGPTや人との会話を通じて自分の課題を整理したり、未来を考えていける環境が整う。
それが、これからの「サービスで必要不可欠とされる」あり方だと私たちは考えています。
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本記事でお伝えしてきた通り、点検・保守の業務におけるシステム選定の判断軸は、従来の「機能数」や「安さ」だけでは語りきれなくなっています。
特に公共性の高い設備においては、「そのデータは誰のものか」「その情報はどこに残るべきか」という問いにしっかり答えられるシステムが、社会的責任を果たすためにも必要とされています。
そして今、データを「自分たちの手元に置ける」ことで、AIと相談したり、人と意見交換をしたり、自分の考えを深めていける時代が始まっています。
観点 | ミロクルカルテの価値 |
---|---|
情報の所有 | データは常に手元に残せる/契約終了後もエクスポート可能 |
持続可能な運用 | 明瞭な価格体系と、規模の変化にも対応しやすく、拡張時の運用コストも抑えられる料金設計 |
思考の自由 | データを手元に残せることで、AIや人との対話を通じて自分で考え、選び取る環境を提供 |
技術的な要素だけではなく、「これからの数年を見据えた時に、ずっと使っていけるか?」「利用する組織側が主導権を持てるか?」という視点で選ぶお客様が増えています。
ミロクルカルテは、その“未来を見据えた選択肢”のひとつとして、多くの企業・団体の皆さまから信頼をいただいています。
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導入を検討される際には、ぜひ実際の導入事例や具体的な画面イメージをご覧ください。
ミロクルカルテでは、資料請求や無料トライアルを通じて、貴社にとっての“納得のいく使い方”をじっくりご検討いただける機会をご用意しています。
「今であれば値上げ前の価格でご案内できます」といった判断を急かすご提案は、私たちは行っておりません。
また、翌年度以降に“更新費”という名目で実質的な値上げが発生するような仕組みも、これまで一切導入しておりません。
ミロクルカルテは、中長期的に安心してご利用いただける仕組みを大切にしています。
また、「うちの場合はどう使えるだろう?」「他社ではどんなふうに活用されているの?」といった個別のご相談も大歓迎です。
現場の運用に詳しいスタッフが、丁寧にヒアリングさせていただきます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
データとともに、未来の選択肢も一緒に考えられる。そんな保全の仕組みを、私たちは提供しています。
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