導入事例

修理伝票からExcelへの転記時間がほぼ「0」に!社内DX推進が大きく前進した導入事例

フジオーゼックス株式会社 様

静岡県菊川市

  • ミロクルカルテ

  • 従業員数1,246名
  • 製造業(自動車部品メーカー)

課題

  • 紙・Excelで修理伝票を管理しており、入力に時間がかかっていた
  • 修理伝票の数が多すぎて、過去の修理履歴を探すことが大変だった
  • 保全部に紙の修理伝票を持っていく時間がかかっていた
  • 保全部の若返りにより、保全メンバーの技術伝承が心配されていた

効果

  • 月7~8時間かかっていたExcelへの入力作業がほぼ「0」になった
  • 修理伝票を探す時間がなくなった
  • 保全部への連絡がスムーズになり、すぐ修理に取りかかる環境が作れた
  • 修理履歴をすぐに確認し、スムーズに作業ができるようになった
  • 修理状況のリアルタイムな見える化ができるようになった

はじめに

フジオーゼックス株式会社様は、静岡県菊川市に本社を置く東証スタンダード市場の自動車部品メーカーです。従業員数は連結も含め1,246名(2025年3月末時点)、グループ会社も国内5社、海外3社あります。主力製品である「エンジンバルブ」では、国内44%・海外10%とトップクラスのシェアを有しています。今回はフジオーゼックスの籠橋様・橋口様に、ミロクルカルテを導入した背景・導入後の成果についてお伺いいたしました。

ミロクルカルテ導入以前保全に関してどのような課題・悩みがありましたか?

ミロクルカルテ導入前は、紙の修理伝票とExcelで保全記録を管理していました。

 ● 誰がどんな仕事をしているか見える化されていない
 ● 紙の修理伝票を保全部に届けるまで時間がかかる
 ● 紙の修理伝票をExcelに転記する手間がかかる。手書きなので読み取れない場合もある
 ● 修理伝票を保管しているが、それを予防保全・予知保全に活用できていない
 ● 設備の修理件数が増えており、修理の難易度も上がっている
 ● 保全担当のメンバーが若くなっており、保全スキルの伝承が心配されている

このような課題があり、社内でDX化を進めていました。

ミロクルカルテ導入のきっかけは何でしたか?

かねてより社内のDX推進を進めており、保全システムの導入もその一環でした。展示会などを回って情報収集をしていたところ、ある展示会でミロクルカルテのブースに立ち寄ったのが最初のきっかけです。
ミロクルカルテに興味を持った後、以前から取引があったミロク機械と同じ、ミロクグループの会社であると知りました。
グループ内で開発・利用されている実績があることも、導入への後押しとなりました。

その後、ミロクルカルテを含む3社のシステムでトライアルを実施。比較検討した結果、システムの使いやすさと費用面を総合的に評価し、ミロクルカルテの導入を決定しました。

他社と比較検討される中で、ミロクルカルテの導入を決めた理由は何でしたか?

現場での使いやすさが1番の理由です。ミロクルカルテのシステムは、弊社が紙の修理伝票で実施していたことを、そのまま再現できるものでした。紙からスマホ・タブレット・パソコンに媒体が変わっただけなので、製造現場や修理現場でも特に混乱なく移行できました。無償トライアルで使いやすさを確認できたので、有償トライアルを経て契約に至りました。

また費用面もわかりやすく、他社よりも安かった点も魅力的でした。利用するID数を考えると費用対効果が1番よさそうだったので、ミロクルカルテの導入を決めました。

ミロクルカルテを導入して、どのような効果がありましたか?

特に効果を実感している点は3点あります。

1つ目は、月7~8時間かかっていたExcelへの入力時間がほぼ「0」になったことです。
これまで紙の修理伝票に修理内容を記載し、その内容をExcelに転記する作業がありました。Excelへの入力は修理1件につき1分ほどかかります。弊社では月に400~500件の修理作業が発生するので、時間に直すと月7~8時間Excelへの転記作業にとられていました。また手書きなので読みにくいなどの問題が発生し、余計に時間がとられることもあります。
ミロクルカルテはシステムに修理内容を入力すればデータが残るので、Excelへの入力という作業自体がなくなりました。月7~8時間かかっていた作業がほぼ「0」になるのは、負担がかなり減りましたね。

2つ目は、修理履歴を探す時間が削減できたことです。
これまで過去の修理履歴を探すために、紙から情報を探していました。しかしどこに修理履歴があるか探すのに時間がかかることや、修理伝票が保全部門の部屋に全てあるので、現場でわからない部分があると探しに戻るなどタイムロスが多かったです。
ミロクルカルテは機械ごとに修理履歴が残されているので、検索がすごく簡単です。おかげで修理履歴を探す時間がほぼなくなり、業務効率化につながっています。

3つ目は、製造部から保全部への連絡が簡単になったことです。
これまでは修理が発生すると製造部門が修理伝票を書き、保全部のあるテクニカルセンターまで持っていっていました。工場の端からテクニカルセンターまで徒歩5分ほどかかるので、修理伝票を持っていくだけで往復10分かかっていました。
ミロクルカルテは製造部門が修理依頼をすると、保全部が通知を受け取り、必要であれば現場にかけつけます。修理伝票を持っていく手間が省けているので、工場全体の業務効率化につながりました。

それ以外にはどんな効果がありましたか?

修理状況をリアルタイムで把握できる点もありがたいですね。これまでは月末にまとめて修理件数を把握していたのですが、ミロクルカルテではリアルタイムに修理状況が把握できます。「今どの機械が故障していて、修理の状況はどうなっているのか」これが一目でわかるのは、保全部として大変助かっています。

将来的には「この機械は故障頻度が高いから、定期的にメンテナンスを実施しよう」など予防保全にも活用したいですね。事後保全のシステムとして使うだけでなく、予知保全にも活用できれば、社内の業務効率化はかなり進むと思います。

予知保全にもミロクルカルテを活用したいとのことですが、その背景を教えてください

弊社の工場でも老朽化が進んでおり、長期的に見ると修理件数が増えています。また保全メンバーの若返りが進み、保全メンバーのスキル低下も懸念されています。このまま事後保全だけの対応になってしまうと、業務が圧迫されることが想定されます。その状況を防ぐためにも、ミロクルカルテで予知保全にも対応し、故障を減らす環境を作りたいと考えています。

それ以外にミロクルカルテの活用法をどのようにお考えですか?

今後考えているのは2点あります。

1つ目は、海外拠点への導入です。
海外拠点の保全情報は、海外にいる従業員から聞いて確認しています。しかしそれでは海外の生のデータがつかめません。ミロクルカルテを海外拠点に導入できれば、海外からの情報がリアルタイムで把握できます。

2つ目は、生成AIの導入です。
ミロクルカルテでミロクル保全AIナビをリリースされましたが、とてもよさそうな機能だと興味があります。生成AIで修理履歴の検索ができれば、これまで以上に修理履歴の把握が早くなります。詳しく機能をお伺いして、導入を検討したいと考えています。

最後にミロクルカルテはどのような企業におすすめですか?

修理伝票を紙で管理している企業にはおすすめです。弊社では紙の修理伝票がなくなり、Excelへの入力作業や修理伝票を探す時間が削減できました。紙の修理伝票を使っている以上、こうした業務はなくなりません。業務効率化を進めるためにも、ミロクルカルテのようなシステムを使うのがいいと思います。

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