導入事例

ミロクルカルテ導入で情報入力量が3倍になった!社員が自発的に記録を残した理由とは

作新工業株式会社 様

滋賀県大津市

  • ミロクルカルテ

  • 従業員数90名
  • 製造業(超高分子量ポリエチレンの専業成形加工メーカー)

課題

  • ノーコードツールやExcelでは340台の設備を管理するには、情報記録量が少なかった
  • 担当者の情報入力モチベーションが低かった
  • 情報・データに基づく保全計画が立てられなかった
  • トラブル情報が様々な場所に点在し、探すのに苦労していた

効果

  • ミロクルカルテに切り替えて、情報入力量が3倍以上になった
  • 担当者が自分から情報を記録してくれるようになった
  • 入力された情報をもとに保全計画が立てられる目途がついた
  • 細かなトラブルの発生頻度が減った

超高分子量ポリエチレンの専業成形加工メーカーがミロクルカルテを導入

作新工業株式会社様は、滋賀県大津市に本社を置く、超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)のパイオニアとして、素材の成形から高度な切削加工までを一貫して手がける技術者集団です。
製品ブランド「Saxinニューライト®」は食品・飲料の搬送用レール、コンベア部品、建築・土木、農業、スポーツ・レジャー等、多岐にわたる分野で採用されています。単に製品を供給するだけでなく、お客様のニーズに最適なソリューションを提供するパートナーを目指しています。

今回は作新工業株式会社の保全担当者様に、ミロクルカルテを導入した背景・導入後の成果についてお伺いしました。

ミロクルカルテ導入、保全業務の管理・記録はどのようにおこなわれていましたか?

ノーコードツールにて記録管理をしていました。しかしその記録管理は社内で浸透せず、記録の入力が少ない状態が続いていました。
これは想像なのですが、汎用システムは自分でカスタマイズできる分、設計者側は「たくさんの情報を入れたくなる」ように作ってしまいがちです。しかし、実際に現場で入力する側からすると、項目が多すぎるし見にくくて扱いづらいです 。

それ以前はExcelで管理していました。
しかしファイルの保存場所が点在していて、ファイル名も個人が勝手につけてしまうと、いざという時に過去のトラブル情報を見つけることができません 。頑張って探して見つかればまだ報われますが、色々な場所を探した挙句に「結局見つからなかった」という時が一番疲れます 。

現場としては「直すのが最優先、入力は後回し」です 。
直ってしまえばその情報はもう必要ないと捉えられがちです。入力が煩雑なうえに入力した後のメリットを感じられないため、記録が残らないという悪循環に陥っていました。

設備保全システムの中からミロクルカルテを選ばれた理由はなんですか?

使い勝手のよさがミロクルカルテを選んだ1番の理由です。設備保全システム導入にあたりミロクルカルテさんを含めた3社で、デモを実施しました。

実際にシステムを触ってみると、ミロクルカルテの画面はとても見やすく入力もしやすかったです。
一方で他社のシステムでは、画面に表示される情報量が多すぎて見にくいと感じました。
比較してミロクルカルテであれば現場の担当者も入力してくれるのではないかと思い、ミロクルカルテを選びました。

ミロクルカルテを導入して、どんな成果がありましたか?

1番大きな成果は、保全情報の入力量が前年比3倍以上に増加したことです。
システムの説明をしたのは管理者のみですが、ほぼすべての作業者が情報を入力してくれています。

情報入力量が増加しても、過去の修理履歴検索がしやすく、蓄積した保全情報は保全業務に大いに役立っています。
その結果を業務改善エントリーに応募し、社内にも保全記録を残す文化が定着してきました。

保全情報の入力量が増えたことで、細かなトラブルにも気づけるようになりました。
細かなトラブルは記録を残さないので、発生頻度が多かったです。しかし修理履歴を見て、それに気づくようになりました。

かつてはExcelやノーコードツールなど、保全記録を残すための試行錯誤を繰り返しましたが結果が出ませんでした。
しかしミロクルカルテ導入で初めて記録が残る仕組みが回り始めました。この変化はとても大きな変化です。

現場の方がミロクルカルテに入力してもらうために、何か実施したことはありますか?

工務課が主体となり、製造課管理者向けに入力に関する意見交換会を実施しました。
ただそこでは操作方法と決めごとを説明したくらいで、何かすごいことをしたわけではありません。現場教育もほとんどしていないので、自然ななりゆきで定着しました。

それでも、ふと現場のパソコンを見るとミロクルカルテが立ち上がっていたり、オペレーター(現場作業者)が嫌がることなく自発的にトラブル報告を入力してくれています。

ミロクルカルテはなぜ現場の方が自然と入力してくれたのでしょうか?

これは想像なのですが、ミロクルカルテの使いやすさが理由だと思います。
Excelや汎用データベースは情報が探しにくく、せっかく入力しても使われないという事態が多発していました。それで現場の担当者は入力に対して、モチベーションが下がっていたのだと思います。

一方ミロクルカルテは検索がしやすく、情報を入力しておけばいずれ役に立つと直感的に理解してくれているのではないでしょうか。
「同じ故障が起きたとき写真があると便利だから、写真も添付しておこう」こんな考えが自然と定着しているのではないかと思います。

今後ミロクルカルテをどのように活用していきたいですか?

これからは入力された保全情報を分析して、業務改善や予防保全に役立てたいと考えています。
これまでは保全情報が少なく、入力されていても整理されていなかったので、改善するにしても情報が使えない状態でした。しかしミロクルカルテ導入で保全情報が入力されるようになったので、情報・データに基づいた業務改善や予防保全に取り組める基盤ができたと感じています。

「この故障が何年前のものか」が分かるだけでも取り得る対処は全く違います 。
過去の情報がないために苦労している現状があるからこそ、今ミロクルカルテに蓄積している情報が、数年後、数十年後のトラブル対応に確実に役立つと実感しています 。

まずは社内に点在した保全情報をミロクルカルテにインプットすることで、保全計画が回る仕組みを作る予定です。
情報・データに基づいた保全計画を作成し、実行できれば、経営計画にも活かせます。

今後の保全体制について思い描いている理想像はありますか?

保全担当者が退職しても、すぐ後任が引き継げる体制を作っていきたいです。
熟練技術の継承には、情報の蓄積が不可欠です。ミロクルカルテに情報を残していれば、引継ぎもやりやすくなると思います。

また将来的には、AIを活用して「発生したトラブル原因と今後発生させない予防保全活動」といった、A4一枚の分かりやすい現場教育用資料がワンクリックで自動生成されるような機能ができると面白いと思っています 。
現場の作業者が機械に愛着を持ち、異常の初期変化に気づけるような教育的サポートにも、ミロクルカルテを活用していきたいと考えています。

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